「ダイエットつらく・苦しいもの」
この概念を「思い込み」をくつがえすダイエット法がここにあります。
ダイエットは「方法」だけでは成功しません。
「折れない心を作る」
「自分に合ったダイエット法を見つける」
これが挫折せず、リバウンドせず本当のダイエット成功を得るために必要なことです。
これは言葉で言うのは簡単ですが、実際にこれを実践し身に付けていくのは一人では困難です。
一般的にダイエットというと以下のように思われています。
こうした「頑張るダイエット」は短期間ならば実践できます。
つらく苦しいダイエットを歯を食いしばって耐え抜いて成功する。
この方法は「短期間ならば」できます。しかし長期間にわたって継続できる人はほとんどいません。
なぜならば、がんばっている時には心の奥底で
「がんばって早くやせて元の生活に戻りたい!」
と思ってしまっているのです、
しかし生活を元に度せば、体重も元通りです。それどころかダイエット前より太りやすい体質になって、ダイエット前より太っている人も数多くいます。
またこうした「苦しむダイエット」は心のストレスを生み出します。
そのストレスに耐え切れず、「食べ始めると止まらない」「食べ物のことが頭を離れない」「運動が続かない」などの症状も引き起こします。そうなった時に自分を「ダメな人間」と決めつけてしまうのです。
こうした「思い込み」がストレスを余計に増大してしまいダイエットに挫折する原因となります。
このストレスこそが「ダイエットを挫折させる要因」なのです!
この「ダイエットを挫折させる要因」を取り除くには「折れない心を作る」ことが必要なのです。
また
「飲み会が多い」
「お菓子が大好き、締めのラーメンがやめられない」
「運動する時間が無い。運動が嫌い」
という理由で痩せられないと思っている人もたくさんいます。
でもこれも「思い込み」なのです。
「好きなことはやめない、嫌いなことはやらない」
「苦しいことはやらない」
「日常生活の中でできること」
こうした観点で「自分にできるダイエット法」を見つけていくことが、「続ける」ためには必要なことなのです。
私自身、6ヶ月で14kg、2年で25kgのダイエットに成功しました。
それまで、つらく苦しいダイエットに挑戦しては、何度も何度も失敗と挫折を経験して来ました。その時には「うつ」と言う病気で夜中の3時に目が覚めては、甘い物が食べたくて、夜中に自転車を走らせてコンビニや24時間スーパーで大袋に入ったチョコレートなどを買っては30分で全部食べてしまう毎日でした。
そんな中から私が見つけた、「苦しまず、我慢しないダイエット法」
それが折れない心を作る「ダイエットセラピー」です。
このダイエットセラピーの手法は、最新刊「なぜ美人はケーキをがまんしないのか」(毎日新聞出版)や、
初めての著書「何度も挫折したあなたに贈る 人生最後のダイエット」(朝日新聞出版)でご紹介しています。
そして自分自身のダイエット経験の中からもう一つ生み出したダイエット法があります。
実は私は飲み会が大好きです。晩酌もほとんど毎晩しています。
以前の私はダイエットしている間は飲み会もガマンし、晩酌もほとんど断っていました。しかしそれで長続きしませんでした。会社でどうしても断れない飲み会などに行くと食欲が爆発してしまい、その後は「もう嫌だ!」とダイエットに挫折していました。
最後に成功したダイエットではダイエット中も飲み会は一度も断わらず、毎晩の晩酌もやめませんでした。
飲み会をこなしながら、ダイエットに成功するための方法を一生懸命に勉強し、実践し、そして自分自身の体で実験しながら成功しました。 さらに今はダイエット前より10倍以上飲み会の機会が増えています。しかし体重はダイエットに成功したときのままです。
こうして自分の体を使って開発した飲み会もガマンせずにやせる方法は、拙著
「飲み会を断らない 究極のオヤジダイエット」(自由国民社)や
「なぜ一流の男は腹が出ていないのか?」(かんき出版)
でご紹介しています。
この「ダイエットセラピー」と「飲み会ダイエット」。
2つの方法に共通するポリシーがあります。
それが『我慢せずにやせる』ということです。
「好きなこと・好きなものはやめずにやせる」
短期間に大きくやせてもリバウンドして元に戻るだけです。長期間ダイエットを継続させ、リバウンドせず挫折せず、一生やせ続けられる心と体を作る。
それが「小林一行式ダイエット」なのです。