崖っぷちオヤジの驚くべきダイエットの秘密

私は、小林一行といいます。53歳の自営業をしていて、一人息子の父親でもあります。
私の個人的な話をさせてください。

私は7年前のある日のこと、命を絶とうとしていました。

「もうこの人生を終わりにしよう・・・」

 
当時システムエンジニアをしていたのですが、技術者は非常に仕事が多忙なので、結婚して子育てしたいのに帰る時間が22時から、遅い時は午前2時過ぎで、土日も良く出勤していました。

そこで家庭のための時間を作るために「転職」を決意。

今度は技術者でなく、コンピューターの使い方を教えたり、マネジメントする仕事になりました。

 
ですが、それまでずっとエンジニアとして一人でやってきましたし、もともとコミュニケーションがすごく苦だったのです。

誰ともうまくコミュニケーションができない私に、上司はいつもイライラして

「なんでこんなこともできないんだ!」
「もっとコミュニケーションしろ!」

といつも言われ、怒られていました。

 
私自身も 

「こんなこともできないなんて、自分はなんてダメな人間なんだ」

といつも責めていました。

メンタルがドンドン落ち込んでいき、ますます仕事がうまくいかなくなっていきました。

 
そんな中で、食べる量が増えていき徐々に太り始めました。

会社にいくことも苦しくてしかたがなくなり、やがて欠勤しがちになり、メンタルクリニックにも通うようになって薬を飲み始めました。

太ってしまったうえに鬱の日々が始まる

でも、結婚して子供もいたので、一生懸命会社に行くようにしましたが、

夜眠れず、睡眠薬も飲んでいたので、日中仕事をしている時にすごく眠くなり、椅子から転げ落ちそうになったことも何度もありました。

だから会社に行ってもほとんど仕事はできなくなっていました。

 
飲むとすぐに眠りに落ちるのですが、きっちり3時間しか効かず、3時間後の午前3時にはガバッと起きてしまいます。起きるとものすごく甘いものが食べたい衝動が止まらず、

24時間スーパーまで行ってチョコレートやクッキーなどの一番大きな袋の物を買っては、それをまるで獣のようにむさぼるように30分くらいで完食する毎日を送っていました。

そんな自分が情けなくて、「何でこんなことをしているんだろう・・・」といつも泣きながら食べていました。

味なんか全くわかりません。

そんなことを繰り返していくうちにどんどん太っていき、醜くなる自分が許せなくて、

 
「こんな自分なんかいなくなってしまえばいい」

と思うようになっていきました。

そしてこれが大きくなって心が苦しくなっていき

「自分なんか生きている価値がない」
「生きる希望も目的も見えない」
「早く楽になりたい」

こんな風に考えるようになり、自殺願望がどんどん大きくなっていき
やがて七輪と練炭を購入してしまうまでになりました。

この写真がその頃のものです。体重も80kgを超えていました。

そんなある晩に、夫婦喧嘩をきっかけに

「もうこの人生を終わりにしよう・・・」

自らの命を絶ってあっちの世界に行こうと決心しました。

冷静に考えれば、こんなことは次の朝になれば状況は変わるだろうし

今までも似たようなことはあったので、ここまで思いつめることではないと思うのですが

この時にはそんな冷静に考えられる状況ではありませんでした。

泣きながら妻や両親、同僚に遺書を書いて携帯電話を壊し、生命保険の証券と遺書を部屋の真ん中において部屋を出ました。

そして家を出ようとしたときに別室から、たまたま妻がトイレで出てきてばったり廊下で会いました。

しかし喧嘩中なので、妻は私のことを無視してトイレに行き、私はそのまま玄関を出て外に出ました。

 
ガチャンッ・・・

 
チェーンロックをかける音がしました。

 
普段ならば怒るところですが、帰るつもりがない私は、「さよなら」と心の中でつぶやいてそのまま家を後にしました。

車の運転席に座っていざエンジンをかけようとすると・・・

 
ガチャッ

 
驚いて振り向くと、そこにいたのはパジャマのまま走ってきた妻の姿でした。
そして目に涙をためながら

「帰ろう。なにもできなくていいから・・・
 ただいてくれるだけでいいから・・・」

なぜチェーンロックをした妻がいるのか
何か虫の知らせがあったのか
何であんなことを言ったのか
後日妻に聞いても、自分でもわからないと答えています。

ですが、この一言で私はもう少しこちらの世界で生きようと考え、一命を取り留めました。

とはいえ、その時の私は、うつで体重は80kgオーバー、仕事は全くうまくいかない。
過去にもダイエットをしようとして「ストイックな運動」「食事制限」「レコーディングダイエット」「やせてもすぐにリバウンド」などなど全て失敗しています。

この状態からどうすればいいんだろうという状態でした。

でも、誤解しないでください。私はこれを悲しい物語にしたくて書いているのではありません。なぜなら私の話は、ちゃんとハッピーエンドで終わるからです。

ハッピーエンドで終わるのは、< 私にとって大きなきっかけがあり食べすぎを解消して、ダイエットに成功したからです。 >

その食べすぎを解消し、ダイエットに成功した方法がこちらです。

崖っぷちオヤジのダイエットの秘密